2020年 春の鉱山探訪備忘録 新潟編


楽しみにしていた”新潟酒の陣”が中止になり、予定を鉱山巡りに変更しました。初日は何とかお天気がもちましたが、2日目はあいにくの雪。
ただの温泉旅行になりそうな・・・


1日目

三川鉱山は最近入山禁止になった鉱山ですが、役場を通して地権者の方と連絡を取り許可を得て巡りました。
初めての土地なので、資料とGPSを頼りに何とかズリにたどり着くことができました。手元の資料写真とはかなり違います。
大変な急斜面で、登りついた嬉しさにズリの写真を撮るのを忘れてしまい・・・
翌々日、降雪の後にもう一度写真を撮りに上りましたが、何しろ雪に覆われているので、あの素晴らしいズリの光景がお伝え出来ません。
残念・・・(雪にめげずに撮った写真は後ほど)


採取した試料です。

  

三川鉱山は熱水鉱脈鉱床で、金、銀、銅を採掘していたそうです。きれいな水晶が取れました。


 



雨水の作用で元々の硫化鉱物が分解され色々な二次鉱物が見られます。そして黄鉄鉱や閃亜鉛鉱が大変きれいに輝いています。




 




  




  




    

山道を運転していると巨大な猪が飛び出してきて、驚きました。しばらく車の前をドカドカ走っていましたが、また山の中へもどっていきました。
もし車体に体当たりしてきていたら大惨事になるところでした!

何とか一日もちましたが、宿に着くころには雪が・・・



今晩は麒麟山の”絵描きの宿”に1泊。



 どちらのお料理も大変おいしかったです。




2日目

 

 

 朝食も素晴らしかったです。窓から見える景色も。



楢山へ向かう途中にダム発見。美しいですねー。



 

ダムカードを頂きたい旨伝えると、ここから30分くらい離れた山荘で配っているとのこと。う~ん遠いな~


その山荘に行く途中にも面白いダムが。来て良かった!







寄り道が過ぎましたね。 目指す楢山へ・・・行ったり来たりしながらなんとか、お目当ての場所に。



火山角礫岩が詰まった露頭です。

地面に碧玉のかけらがゴロゴロ。

 

このグリーンはアルミノセラドン石由来だそうです。






ミゾレがひどいので退散して帰る途中に山崩れの跡が・・・そこに瑪瑙のかけらを発見!あります、あります、球果状の玉髄が埋もれています。とにかく割ってみます。



とにかくとても堅牢で、なかなか割れません。体力を消耗します。


 

こちらは球果状ではありませんが、光を通す窓があります。



とにかく雪が降ってきたのでもう、いい加減に退散です。やはりこの時期に鉱山巡りは厳しいものが・・・
来年は”酒の陣”お願いしますね~! ・・・(誰に向かって叫んでいる?)


車を走らせ宿へ向かいます。すると、お天気が回復・・・河原が見えたので石拾いしました。


 

この赤い色は鉄由来でしょうか?

 

新鮮な破断面です。金属光沢部分は黄鉄鉱にしては色味が少し違うようにも見えますが・・・


 




     

こちらも河原で拾ったものです。蓚酸につけて周りを溶かしてみました。何やら結晶が見えますね。

さ、もういい加減にかえりましょうね。



夕方まだ日のあるうちに着きました。今晩はあすなろ荘に泊まります。炬燵がありました。



中州にある温泉には素敵な渡り廊下を通って行きます。







こちらもボリューミーな夕食。暖かいお料理が同時に四つもあって冷めないうちに食べるので忙しい・・・・冷めちゃったけど。




3日目

初日に行ったズリに写真を撮りに行きました。山靴ですが、慣れない雪道を歩くのはしんどいです。ズボッ、ズボッと・・・


 

 雪道を歩くときは動物の跡を行くと楽です。本能で積雪の浅いところがわかるのでようです。


 ズリです。大変な高さと急勾配です。

 少し登って道路を見下ろしたところ。

 途中で見下ろしたところ。 普通の雪山ですね・・・

 降りるのも楽じゃないです・・・

今回の探訪は転げ落ちそうなズリと言い、巨大猪と言い、かなりアドベンチャー。

酒蔵へ寄って日本酒を買い込み”角上”でお刺身を買って帰りました。

お粗末様でした。 カンパイ!