ワゴンセールを開くまでの道のり




 

今回は大工さんの紹介で解体現場に赴き、施主の方から譲っていただきました。
古いお宅(明治〜)の屋根裏から。煤を被ったものや稲ワラでくくってある物まで色々。

  

これらを全て水で洗ったり、拭いたり、きれいにします。

手をかければ、よみがえります。

 

ほら、きれい。 こちらは明治から昭和20年代のガラスたちです。
特に大中小鉢セットは鉛ガラスで指ではじくとチンっと良い音がします。


ワゴンセールに出すものをより分け少しずつ東京へ持っていきます。


今回は品物ありきでコンセプトを考えます。 ”古き良き時代の夏”かな・・・。

いつもは苦しくなるとワゴンセールをします(今回も苦しいけど)。メモ用紙に時節柄の単語を連ねてゆきテーマを決めます。
例えば、”夏” ”避暑” ”まったり” ”ホリデー” ”おうちキャンプ” ”オリンピック” ”祭り” ”コロナ” ”ユリコ” ”疲労” ”いたわり” ”私にも” ・・・


 


また雑誌やコマーシャルをみて目についた、あるいは気に入ったカラーコーディネートを取り入れた商品構成にすることもあります。
ワゴン台に敷く布も工夫します。




品物を想像しながらラフを描いて(配置図)ゆきます。出したい品物を念頭に置いて、それを手に取るお客様像を考え、
そのお客様が好きなって下さるレイアウト。

蚤の市風に賑やかにしたいときは宝探しのようにワクワク、盛りだくさんに。
価格帯が高めの時はハイソな感じに。台に敷く布もベルベット調や織物で、品物を余白を残して配置します。

大切なのは、その品物があれば生活が楽しくなるかも・・・と無意識にも感じ取っていただけるようなレイアウトと演出です。

そうそう演出。今なら蚊取り線香を点けて(外なのでこれは必需品ですが)、扇風機を回して風鈴を鳴らす、ラジオからは野球の実況中継が流れ・・・




商品構成に価格構成も大事です。お安いモノばかりですと利益が出ません。
店を閉めて行うのでその補填分(閉めていても管理費や家賃がかかっています)、ワゴンの所場代を払い、時には高速代ガソリン代もかかります。
大体全体の20%は高額商品や見せ筋にします。

50%はお店の宣伝になるような、当店らしいもの。

20%はお店だと売りにくいもの(委託品で客層が異なる、大きな物など)、

10%は見切り品です。
この構成比も季節や商品によって変わります。
100%見切り品、なんていうことも?!



初日の午前中いっぱい、下手をしたら午後まで陳列に時間がかかります。
この時点で結構ヘロヘロです(笑)。

接客。陳列、POPつけが終わり余裕ができたときは、冷やかしと分かっていても接客することもあります。
説明をしていると他のお客様も聞いて下さっていたり、歩いている人が立ち止まってくれたりするので。

体力温存の為にスルーすることもあります(あしからず)。


季節と品物とお客様。三位一体ですね!

さあ、次回のワゴンセールはいつにしましょう。
・・・どうしたらその品物が一番魅力的に見えるか…考えると楽しいです。






















最後に庭の紫陽花でなごんでくださいませ。 ご拝聴(?)ありがとうございました!

  

  おっとこれは玉ねぎ。


   近所でも満開。


ではでは。