本日は、茨城県筑波大学の研究所を訪問しました。


高知県佐川のオイル入り水晶の論文を和訳した際に疑問点があったので
先生に直接聞いてみよう!となったのです。幸運にも知り合いのお知り合いでご紹介していただいたのです。
研究室で論文について丁寧に説明していただき、別室の高価な研究機器を見せていただき、それまでモノトーンだったどこかよそよそしい論文のイメージが生き生きと色彩を帯び・・・、またその地道な作業にも頭が下がりました。血の通った論文なのです。
こちらが件の水晶包有物の均質化温度の測定に用いられたリンカムLK2015加熱‐凍結ステージを兼ね備えた光学顕微鏡です。
われらが血税ですね。

昔は顕微鏡をのぞきながらの観察でしたが今はスクリーンで大勢で見ることができます。
そしてこちらが新しく執筆された山梨県上佐野のクロムダイオプサイドの試料です。





こちらは薄片にしたものです。


スクリーンで見た薄片の美しいこと!ポストカードにして学園祭で販売しては?と先生に提案してみたり。
和気あいあいです。


岩塩の結晶が見えます。おー
このように研究室には整然と試料箱が積み重ねられています。

鉱物の他イランの1万年前の土器片がありました。焼成温度を調べて当時の文化の成熟度を考察するらしいです。

お忙しいところ、対応して頂きありがとうございました。
学食で美味しいランチをして・・・


せっかくなので大学から割と近い地質標本館へ。















なにやらヘアースタイルもアンモナイト巻き?

階段の手すりもアンモナイト。



ではでは。